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ショーの見どころは、デカルティエサングラスコピーザイナー黒田雄一が最も敬愛するミュージシャンである、ソニック・ブーム(SONIC BOOM)とのコラボレーションだ。観る者に解放感を与える即興演奏のスペース・ノイズのライブパフォーマンス、空中を漂うレーザーとスモークによる異次元世界の演出など、会場は幻想的なムードでいっぱい。また3Dの球体やオプティカルアート映像で、これまでにはない実験的な宇宙空間を再現していた。 演出だけでなく、アイテムもまた貴重なコラボレーションが実現した。80年~90年代の音楽シーンに多大な影響を与えた、ソニック・ブーム率いるイギリスのサイケロックバンド、スペースメン3(SPACEMEN 3)のバンドの象徴となるトライアングルロゴをはじめ、当時のアートワークや資料をもとに制作したグラフィックは、Tシャツやなどにプリントされている。また現在も活動を続けているバンド、スペクトラム(SPECTRUM)の初期ジャケットも用いられている。 その他のアイテムも、今季のテーマ性を物語るものばかり。実際に宇宙博へ行ったという黒田は宇宙服から着想を得たデザインを、ディテールやカラーを用いて表現している。ハンス・コパーの作品からヒントを得たというデザインは、衿やフードが後ろ前逆のディテールが特徴的だ。後半に連なって登場したルックは、やジップアップ、ニットやTシャツ、まですべて白で統一。 スペースホワイト と名付けられたこのカラーは、グリーンやグレーを含む絶妙な色合いが、その名の通り、まさに宇宙服を思い出させる。 
